\安心できる/ 認知症の人への接し方

\安心できる/ 認知症の人への接し方

①失敗をとがめない

失敗をとがめたり、責めたりすることは控えましょう。
できるだけ自然体で本人に寄り添い共感して受け入れる姿勢を見せることが大切です。

②行動を制限しない

先回りして介助しすぎていませんか?
認知症の人の世界を理解し、本人の意思を尊重するように見守ってあげてください。

③否定的な言葉を使わない

言葉や行動を否定されると「誰も理解してくれない」と、孤独感を募らせます。

④強要しない

何かを強要することは、認知症の方にとって大きなストレスです。
認知症の方には、説得しようとするのではなく、共感して理解しようとするスタンスが大切です。

⑤子ども扱いしない

信頼を築いてますか?
相手がどんな行動をしようとも、大人であることには変わりありません。
認知症の方は自分を理解してくれる人を頼りにしています。
認知症であっても、プライドはありますので子ども扱いされるとプライドが傷つくため強いストレスを感じます。

⑥急がせない

認知症の方のペースに合わせることが大切です。
時間がかかっても見ていてイライラすることもあるかもしれませんが、そこを急がせてはいけません。
認知症の方を急がせても本人の行動が早くなるわけではなく、むしろパニックに陥ります。

⑦動揺させない

動揺させないようにできる限り優しい対応を心がけましょう。
認知症の人に話しかけるときは、本人に視界に入ってから声をかけたり複数で声をかけず、一人で対応すると良いです。

まとめ

安心できる認知症の方の接し方は
①失敗をとがめない
②行動を制限しない
③否定的な言葉を使わない
④強要しない
⑤子ども扱いしない
⑥急がせない
⑦動揺させない
です。
認知症の方の自尊心を大切に、もし自分だったら…と考えてみると接し方も少し理解しやすくなるかもしれません。

この記事の著者

\闘病より病いと共生する道を選択肢に/