意外と知らない!ヘルプマークって誰が対象?手続きって?

意外と知らない!ヘルプマークって誰が対象?手続きって?

\意外と知らない/ ヘルプマークって誰が対象? 手続きって??

最近、街中や電車の中で見かける【ヘルプマーク】
サポートが必要な人って言うのは知っているけど・・・
正直よく分かってないかも・・・
高齢な親御さんを持つ人は、もしかしたら対象になるかも!?
今日はそんな「ヘルプマーク」について解説していきます。

ヘルプマークの対象って?

支援・配慮が必要で、希望する全ての人がもらえる。
誤解されがちだけど、対象となる病名や、具体的な条件はありません。
ヘルプマークを身に着けたいけど、「本当に言いたいのかな?」と判断しかねる人もいる。
でも!!!
外見ではわからない困難を周りに伝えたい人
・周りの人に配慮や支援をしてもらいたい人
そんな人にこそ、身に着けて欲しい。

具体的にどんな人達が身に着けているの?

【ヘルプマークを身に着けている方の一例】
・義足の方 ・人工関節の方
・妊娠初期の方
・聴覚、言語、視覚障害の方
・発達障害の方、知的障害の方
・パニック発作などの症状のある方 等
※あくまでも一例!自分に援助が必要かどうかで判断

ヘルプマークは、どうもらう?

・特別な手続きは不要
・診断書や障碍者手帳といったモノは不要
・実はヘルプマークは自作も可能!
【ヘルプマークがもらえる場所】
・区役所、市役所(福祉課・介護保険課)
・障害者支援センター
・保険センター
・病院(事前に確認が必要)
・駅(事前に確認が必要)

あるエピソード ※「ヘルプマークエピソード集」より

心臓に病気を抱える私は、体調の悪い時だけヘルプマークを付けています。
ある時、バスに乗ると若い女の子が優先席に。
私が目の前を通っても、彼女は席に座ったまま。
私はその日、ヘルプマークを付けていませんでした。
次のバス停で高齢な女性が乗ってきました。
すると彼女は、すぐに席を立ち高齢な女性に席を譲りました。
そしてよく見ると彼女の鞄には「ヘルプマーク」が・・・。
そんな彼女に「意地悪な視線」を投げていた自分が、恥ずかしくなりました。

\意外と知らない/ヘルプマークについて…まとめ

・外見ではわかりにくい支援や配慮が必要な方が対象
・特別な疾患などの条件はない
・簡単な手続きでもらえることができる
~~必要な方にヘルプマークが届きますように~~

この記事の著者

介護×家族×意思決定支援のプロ