\自信がない/ 施設スタッフの為の地震直後6つの基本対応
\自信がない/介護施設スタッフの為の地震直後6つの基本対応
たくさんの入所者様の命と安全を守る介護施設で働くスタッフさん!
もし、夜間や休日、管理者不在の時に地震が起こったらすごく心配ですよね
実は…こんなメッセージが届きました。
介護福祉士さん(30代)
まだ、できたばっかりの有料老人ホームで働いています。
実は、業務のマニュアルも十分整備されておらず、仕事も手探りの毎日。
今、一番心配なのは地震のこと。夜勤もありますし、管理者が不在の時に地震が起こったら、 入所者様を守れるのか不安です。私自身、あまり経験がなく災害の対応に自信が持てません。
個人的見解
正直、このご時世 \災害時マニュアルがない/とか
\避難訓練をしていない/っていう介護施設は…ありえな~い!!!
だけど実際、無許可や無届け介護施設なんかでは、十分対策されていない場合もある。
なので、今日はごく基本の\地震直後の対応/をお伝えします!
地震直後の基本対応
優先度の高い順に、6つの対応をお伝えていきます。
優先度①
救命対応がなによりも最優先。
入所者様たちの状態にも変わりがないか、職員が全員無事かを確認。
優先度②
医療機器使用中の入所者様の確認
・医療機器の誤作動の有無をチェック
・充電(バッテリー)の確認
優先度③
エレベーター内の確認
・中に閉じ込められている方はいないか
・閉じ込められている場合は脱出可能か確認を行う
優先度④
停電で、ナースコールなど使用できない場合が、安全管理のため
入所者様をなるべく一か所に集め見守る
優先度⑤
避難経路の確保をする
・非常扉や非常口を開放する
・近隣火災や建物崩壊がないか確認
優先度⑥
備蓄品をまとめておく
停電時、物を探すのは困難。
非常灯が点灯しているうちに、照明器具・水・食料・生活消耗品などの備蓄品を集めておくと安心
あくまでもマニュアルなどがない時の、基本の対応です。
原則は、各施設のルールが優先です!
今回のまとめ
①入所者様&スタッフの安否確認
②医療機器を使用している入所者様の確認
③エレベーター内のチェック
④必要時、入所者様を一か所に集めて見守る
⑤避難経路の確認と確保
⑥備蓄品をまとめておく